展覧会
Exhibitions
【近美コレクション】ひと・ヒト・人
……あつまる人々、つらなる面々
寺崎廣業《歳の市》1898年 北海道立近代美術館蔵
人は社会の中で生まれ育ち、社会を構成する多くの、そしてさまざまな人たちと関わりながら生きています。けっして一人では生きられない。他者とともに生きる。それが人間という存在ともいえるでしょう。だからこそ、自らをとりまく人々に大きな関心を持ち、それらを表現することは、美術の大きな主題となってきました。なかでも、ひとつの画面に何人もの人々を収めて描く群像表現では、人物の配置やポーズ、喜怒哀楽の表情や情感などに、確かな構成力や描写力が示されます。そこにあつまり、居ならび、ひしめきあう人間たちの姿からは、さまざまに織りなされた人生の流転が伝わってくるかもしれません。そんな多彩なドラマを秘めた群像の数々を紹介します。
会期
2020年5月26日(火)~2020年6月28日(日)
※当初予定2020年4月18日(土)~2020年6月21日(日)
会場
展示室A
会期
2020年5月26日(火)~2020年6月28日(日)
※当初予定2020年4月18日(土)~2020年6月21日(日)
会場
展示室A
2020.05.26(火) - 2020.06.28(日)
2020年度近美コレクション第1期_展示作品リスト
(PDF形式:421KB)
同時開催
わたしと絵のあいだに
わたしたちが美術館で絵と向き合うとき、そこにはわたしと絵の「あいだ」によってわたしと絵の関係が結ばれます。いつもとはちょっと違った展示方法によって絵と出会うことで、いつもは意識することのない「あいだ」を体験してみましょう。
なんちゃってカエル名画展~ふりかえる、よみがえる。キンビで見た、あの展覧会!? あの作品!? いつだって君は井の中、いや、絵の中にいた!!
なんちゃってカエル名画とは、北海道立近代美術館(キンビ)の展覧会で紹介された世界の名画を大胆なまでにカエル色に染めた、福士ユキコ(札幌生まれ)の創意あふれる作品たち。
2009年から約10年にわたるキンビの歩みをふりかえりながら、カエル名画37点によってその魅力に迫ります。
協力:カエル屋珈琲店
新収蔵品
令和元(2019)年度新たに収蔵した総点77点の作品のうち、北海道ゆかりの作家の作品を中心に20点を紹介します。
この1点を見てほしい。
ウィリアム・ホガース《侵略(フランス)》1756年
18世紀イギリス絵画の巨匠ホガースの銅版画。細部に注目!
主催
北海道立近代美術館
後援
札幌市、札幌市教育委員会