北海道立近代美術館

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【近美コレクション】浮世絵のヒロインたち 組物・続き絵から生まれるストーリー/岩橋英遠《道産子追憶之巻》/ウィズ・キッズ '24 なぜこのかたちなの?/アートギャラリー北海道 港の今昔 苫小牧市美術博物館コレクションから

歌川国貞《(深川新地 月下の三美人)》 *第Ⅰ期展示(7/9~8/4)

展示室A
1階:浮世絵のヒロインたち 組物・続き絵から生まれるストーリー/岩橋英遠《道産子追憶之巻》
2階:ウィズ・キッズ '24 なぜこのかたちなの?/アートギャラリー北海道  港の今昔 苫小牧市美術博物館コレクションから
2024.07.09(火) - 2024.09.26(木)

※8.6、7、27、28、9.6-11は展示替えのため観覧できません。

概要

浮世絵のヒロインたち 組物・続き絵から生まれるストーリー

帯広の故・高橋博信氏が心血を注いで作り上げた、江戸後期の浮世絵コレクション。現在当館所蔵の約500点の中から、女性を主役(ヒロイン)としながら、場面設定や文化的・社会的背景との関連の中でさまざまなストーリーを想起させる作品を、複数枚からなる「組物」や大画面で構成される「続き絵」を通してご紹介します。
展示は3期に分けて、総入れ替えします。第Ⅰ期は、歌川国貞の初期から円熟期の優品を中心に、第Ⅱ期は、国貞晩年の代表作《江戸名所百人美女》100枚組すべてを、第Ⅲ期は、歌川国芳と溪斎英泉。浮世絵師三者三様の魅力ある作品の数々をお楽しみください。

第Ⅰ期:7月9日(火)~8月4日(日)
第Ⅱ期:8月8日(木)~8月25日(日)
第Ⅲ期:8月29日(木)~9月26日(木)

岩橋英遠《道産子追憶之巻》

岩橋英遠の代表作《道産子追憶之巻》を展示します。

 岩橋英遠《道産子追憶の巻》(部分)1978-82年
岩橋英遠《道産子追憶の巻》(部分)1978-82年

ウィズ・キッズ '24 なぜこのかたちなの?

子どもが大人を連れて来たくなるような美術館を目指して、新たな企画「ウィズ・キッズ」を始めます。

はこ、カップ、お皿。身のまわりの道具は、どんなかたちをしているかな?美術館には、おうちにはない不思議な「かたち」がたくさんあるんだよ!この夏は、みんなの想像がふくらむような作品を紹介します。

藤田喬平《飾筥・源氏物語》1983(昭和58)年
藤田喬平《飾筥・源氏物語》1983(昭和58)年

アートギャラリー北海道  港の今昔 苫小牧市美術博物館コレクションから

道内各地の特色ある美術館を紹介する「アートギャラリー北海道」事業として開催する本展では、街の発展とともに姿を変えてきた港のすがたをテーマに、苫小牧市美術博物館のコレクション等をご紹介します。


1985(昭和60)年に考古、歴史、自然史の分野を持つ総合博物館として開館した苫小牧市博物館は、2013(平成25)年に美術部門を新たに加え、苫小牧市美術博物館と改称しました。開館以来収集されてきた資料は14万点を超え、その中には1,700点を超える美術作品が含まれており、刷新された美術ギャラリーでの企画展等を通じて郷土の美術を発信しています。
本展は港を中心に発展してきた苫小牧の街の成り立ちに着目し、同館のコレクションから風景を捉えた絵画、インスタレーション、築港に関する写真や道具等を一堂に展示。漁業から工業の街へと変貌を遂げた苫小牧。それを支えた港のすがたを辿ります。

坂東史樹《小さくて深い空》(部分)2019年、苫小牧市蔵
坂東史樹《小さくて深い空》(部分)2019年、苫小牧市蔵

関連事業

夏休みワークショップ2024 デコデコのうつわを作ろう

内容:ウィズ・キッズ’24「なぜこのかたちなの?」展で色々なうつわを鑑賞したあと、 自分の手でかざりつけをしてデコデコのうつわをつくってみよう! きみだけの「かたち」が生まれるよ!

日時:8月3日(土)10:00~12:30(受付開始 9:30)
会場:北海道立近代美術館 展示室A(2階)および造形室(2階)
対象:小学生とその保護者(保護者は1名まで)
定員:10組20名
参加費:小学生無料(保護者は近美コレクション展観覧料420円)*65歳以上、身体障害者手帳等をお持ちの方は無料です。詳しくは当館までお尋ね下さい。

講師:朝地信介(あさち・しんすけ)氏(日本画家・札幌国際大学短期大学部教授)

参加方法:下記の応募フォームよりお申し込みください。
申込期間:7月2日(火)~7月14日(日)
応募多数の場合は抽選の上、7月19日(金)にメールにて全員に結果を通知します。

「なぜこのかたちなの?」学芸員といっしょに、作品にふれてみよう!

内容:展示室で色々な作品を鑑賞したあと、本物の作品に触ってみよう!つるつる、でこぼこ、作品は手でも楽しめる!
日時:8月3日(土)、8月10日(土)各日15:00~15:30
会場:当館展示室A 2階および造形室
対象:小学生
定員:各回約10名(保護者は1名まで付添可)  
参加費:小学生無料(保護者は近美コレクション展観覧料420円)※65歳以上、身体障害者手帳等をお持ちの方は無料です。詳しくは当館までお尋ねください。
参加方法:下記の応募フォームよりお申し込みください。
申込期間:7月12(金)~7月24日(水) 
応募多数の場合は抽選の上、7月26日(金)にメールにて全員に結果を通知します。

観覧料

一般 510(420)円、高大生 250(170)円

近美コレクションと三岸好太郎美術館(特別展を除く)を両方観覧する場合

一般 830(670)円、高大生 410(270)円

※( )内は、10名以上の団体料金。
※無料になる方
・65歳以上、中学生以下、身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方(ミライロID利用可)及びその介護者(1名)など。受付で手帳等をご提示ください。
・7月17日(道民の日)、7月21日(当館開館記念日)にご来場のすべての方。
・7月9日~8月31日の期間に限り、高校生等。対象となるのは、高等学校、中等教育学校(後期課程)、特別支援学校高等部の生徒及び高等専門学校の生徒(高等学校の生徒に準ずる者に限る)です。