北海道立近代美術館

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【近美コレクション】時間をめぐって

クリスチャン・ボルタンスキー《モニュメント:ディジョンの子どもたち》1987年 © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 G2792

時間をめぐって/アートギャラリー北海道 没後100年 中原悌二郎展/新収蔵品展
2022.07.10(日) - 2022.08.21(日)

概要

時間をめぐって

 本展覧会では、「時間」をキーワードに、作品がもつテーマやイメージを読み解きます。光と闇によって廃墟に浮かび上がる特定の場所や時代を超えた時間(池田良二)、不在の暗示が想起させる記憶(クリスチャン・ボルタンスキー)、痕跡として写し出される土地の歴史(岡部昌生、露口啓二)、そして時を刻みながら明滅する数字が表すたゆみない命の再生(宮島達男)。写真、版画、フロッタージュ、デジタルカウンター、ガラス、木彫など、多彩なメディアと手法によって表現される作品の「時間」をめぐってください。作家の内面や思惟、歴史や社会への批判、普遍的な問いへのまなざしなどが、私たちを思索や創造へと導いてくれることでしょう。

アートギャラリー北海道 没後100年 中原悌二郎展

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 北海道釧路に生まれた中原悌二郎(1888-1921)は、移り住んだ旭川や札幌で美術への傾倒を深め、絵画を学びます。21歳の時に荻原守衛と出会い、ロダンがもたらした力感あふれる表現に感激し彫刻へ転向。重厚で力強い塑像表現を追求し、院展を中心に作品を発表すると、非凡な才能に注目が集まります。
 その後、病のため旭川の養家で療養生活を余儀なくされながらも、制作への情熱は冷めず再上京。院展で受賞するなど評価が高まりつつあったさなか、32歳の若さで没しました。
 没後、友人で彫刻家の平櫛田中が保管していた作品を基に、有志によって組織された中原悌二郎遺作保存会が全作品を収集。1994(平成6)年、旧旭川偕行社を活用した中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館が開館し、その業績を展示・顕彰してきました。
 道内各地の特色ある美術館を紹介する「アートギャラリー北海道」事業として開催する本展では、旭川市彫刻美術館、札幌芸術の森美術館の協力を得て、日本近代を代表する彫刻家・中原悌二郎の足跡を回顧します。

新収蔵品展

昨年度、新たに収蔵された作品を展示します。

観覧料

一般 510(420)円、高大生 250(170)円

※( )内は、10名以上の団体料金。
※無料になる方/65歳以上、中学生以下、身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方(ミライロID利用可)及びその介護者(1名)など。
※高校生は毎週土曜日および学校の教育活動で利用する場合は無料。
※7月17日(道みんの日)と7月21日(当館開館記念日)はすべての方が無料
※7月22日17時~21時はカルチャーナイトのためすべての方が無料

作品紹介

展示作品の一部をご紹介します。クリックで拡大します。