2024/10/07[月]
本日は休館日

Exhibition 展覧会

《大通公園》1932(昭和7)年

特別展 特別展 わがこころの街―好太郎と画家たちの札幌 札幌は、明治期、開拓使によって近代都市として開発された新興都市です。
碁盤の
目のように整然と区切られた街区。レンガ造や軟石造の洋風の建築。
アカシアやエル
ムの濃い樹陰。戦前の札幌は、そのエキゾティックなたたずまいにより
多くの旅人を
ひきつけると同時に、ここに生まれた少年・三岸好太郎のこころに、
はるかな異
郷へのあこがれ―エキゾティシズムをはぐくみました。
画家・三岸好太郎(1903‐34)は、1921(大正10)年に上京し、
亡くなるまで東京
を拠点に活動しましたが、毎年のように札幌に帰郷しています。
画友の家に滞在し
て旧交をあたため、札幌の知名人士の肖像画を描き、
展覧会も開催。生地・札幌は、
画家・好太郎を物心両面で支えたかけがえのない場所でした。
 本展は、札幌における好太郎の足跡とゆかりの場所をたどりながら、
好太郎が札幌
で描いた詩情豊かな風景画を中心に
同時代の画家が描いた古き良き時代の札幌風
景を
ご覧いただこうとするものです。

大正から昭和にかけての、
ノスタルジックな札幌のイメージをこの機会にご堪能く
ださい。
 
会期 2024.10.05(土) - 2024.12.03(火)

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Collection コレクション

夭折のモダニスト・三岸好太郎。
大正から昭和初期―近代日本洋画の青春期を駆け抜けたひとりの画家。その繊細な詩情に満ちた作品は、今も新鮮な感動をあたえてくれます。
三岸好太郎の画業の顕彰にふさわしい優れた作品を収集し、その芸術を通覧できるコレクションの充実に努めます。

Selection

Information ご利用案内

北海道立三岸好太郎美術館は、大正から昭和初期の日本近代洋画史に鮮やかな光彩を放った札幌出身の画家・三岸好太郎の画業を顕彰し、作品その他関係資料の収集と保存、展示、および調査・研究、普及活動を行なう特色ある美術館です。