街歩きツアー「好太郎の札幌を歩く」、昨年の「北一条・いやしの館編」に引き続き、今年は「北大南門界隈編」を実施します。講師は駒木定正先生(建築史家、北海道職業能力開発大学校特別顧問）です。今年は、当館からスタートし、好太郎が小学生のころ住みこんでいた質屋の蔵とされる「カフェROGA」とお隣の「東洋カメラハウス」を見学、その後、「阿部邸」（通常は非公開）を見学。阿部邸に住んだ北海タイムス社長・阿部良夫は、好太郎の後援者のひとりでした。阿部家が所蔵する貴重な戦前の映像も上映、映像解説は札幌建築鑑賞会代表の杉浦正人さんです。ランチは、「博多ぶあいそ札幌別邸」（旧・松村松年博士邸）。松村博士は、好太郎に「蝶にも海を渡るものがある」と教え、晩年の連作「蝶と貝殻」に重要な示唆を与えました。最後は、「北海道大学北海道ワイン教育研究センター」（旧札幌農学校昆虫学及養蚕学教室）「ワイン庫」（旧標本庫）。改修に携わられた内藤誠人先生（北海道大学大学院工学研究院建築デザイン学研究室助教）が解説してくださいます。定員20名、定員になり次第募集を終了。8月27日(水)から電話、メール、直接来館にて受け付け。参加料等くわしくはチラシをご覧ください。

＊好評につき、定員に達したため、募集を締め切りました。