北海道立三岸好太郎美術館

Migishi Satellite

北菓楼札幌本館

札幌市中心部にある「北菓楼札幌本館」(中央区北1条西5丁目/2016年3月オープン)の重厚な建物。
実は1926年に北海道庁立図書館として建築され、1967~1983年には北海道立美術館・三岸好太郎美術館として用いられていました。
かつて三岸好太郎美術館として親しまれた歴史的意義を広く伝えるため、北菓楼と北海道教育委員会が連携して、同店(1階)に特別展示コーナー「ミギシ・サテライト」を開設。当館コレクションを季節ごとに入れ替えながら展示しています。

2023年度展示作品

1期《鎌倉風景》

《鎌倉風景》 1923年頃 
《鎌倉風景》 1923年頃 

期間:3月17日(金)~6月15日(木)

三岸好太郎が画業の初期にあこがれたのは、岸田劉生とそのグループ「草土社」の画家たちでした。彼らの描いた赤土の崖、緑濃い木々や草むらなどの風景を求めて、三岸も東京近郊のあちこちへ写生に出かけます。しかし劉生風の緻密さとは異なり、おおまかなタッチで土肌と草や林の対照を描き、荒々しくも感じられる自然の量感に迫ろうとしているようです。

 

2期《花》

《花》1932年頃
《花》1932年頃

期間:6月16日(金)~9月14日(木)

 

3期《風景》

《風景》1928頃(推定) .
《風景》1928頃(推定) .

期間:9月15日(金)~12月14日(木)

 

4期《貝殻と蝶》

《貝殻と蝶》1934年
《貝殻と蝶》1934年

期間:12月15日(金)~3月14日(木)