北海道立三岸好太郎美術館

Migishi Satellite

北菓楼札幌本館

札幌市中心部にある「北菓楼札幌本館」(中央区北1条西5丁目/2016年3月オープン)の重厚な建物。
実は1926年に北海道庁立図書館として建築され、1967~1983年には北海道立美術館・三岸好太郎美術館として用いられていました。
かつて三岸好太郎美術館として親しまれた歴史的意義を広く伝えるため、北菓楼と北海道教育委員会が連携して、同店に特別展示コーナー「ミギシ・サテライト」を開設。当館コレクションを入れ替えながら展示しています。

2022年度展示作品

1期《婦人像(赤い服の)》

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期間:3月23日(火)~6月16日(木)

三岸好太郎は多くの女性像を描きました。妻の節子は次のように語っています。

「好太郎の描く少女たちはデッサンも油彩もなんという美しさだろう。(中略)尋常の愛情ではこんな美しい顔は描けるものではない。女の魅惑への陶酔あって、初めてこの繊細な美は生命を与えられるのだ」。

2期《海》

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期間:6月17日(金)~9月15日(木)

三岸好太郎は、空と海ばかりの景色を描いた連作をのこしています。本作もまた、画面の上半分は一面の曇り空、下はうねり寄せくる波、波、波。いったい、どこの海なのかは確認できませんが、この海の連作は、やがて形を変えて最晩年の幻想的な作品につながっていきます。

3期《油壺とコップ》

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期間:9月16日(金)~12月15日(木)

札幌一中(現札幌南高校)を卒業して上京した三岸が、ほぼ独学で絵画修業に取り組んでいた頃の静物画です。暗い背景に浮かび上がる、金属容器とリンゴとカップ。色彩や明暗の対比とともに、対象にあたる光をとらえて丹念に描写した作品。容器の光沢が机の表面に映り込んでいる様子をも描き出しています。

4期《二人人物》

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期間:12月16日(金)~3月16日(木)