コレクション・ギャラリー
所蔵品展「アーモンドの瞳の女ー美神(ミューズ)たちのまなざし」
「好太郎の描く少女たちはデッサンも油彩もなんといふ美しさだらう。見てゐる前でさまざまの少女たちが魅惑をたたへて登場する。」好太郎の女性像の魅力を、妻で画家の節子はこのように賞賛します。初期の静謐な詩情をたたえた少女像。具体的なモデルのある肖像。さまざまな造形的実験による女性像。1932(昭和7)年頃に顕著な、長い首とアーモンド形の瞳をもつ女性像。まなざしの表現に注目しながら、好太郎の女性像の魅力をご堪能ください。
会期 2025.04.25(金) - 2025.06.18(水)