Exhibition
展覧会
小松美羽 祈り 宿る
小松美羽《白龍赤龍》2024(令和6)年 個人蔵
「Great Harmonization(大調和)」を理念に掲げ、世界的に注目を集める現代アーティスト・小松美羽(1984―)。黒を主調とする銅版画からキャリアをスタートさせ、出雲大社への参拝と作品奉納の体験を経て色の世界に開眼し、近年では、鮮やかに色彩踊る大型の絵画作品や立体作品、さらにインスタレーションへと表現を展開させています。
多様化する表現のなかで、小松が一貫して表すのが神獣です。小松は幼少期から自分を導く神獣の存在を身近に感じてきたと言います。そして世界中を旅してあらゆる信仰や宗教に神獣が登場することを知ると、やがて世界に共通して人々が天に祈り、祈りを繋ぐ存在が神獣であると確信を得るに至ります。すなわち神獣は、小松の理念の中核を成すモチーフであると言えるのです。
深い瞑想の果てに小松は神獣が放つ熱をその身に宿し、熱に突き動かされるように筆を走らせます。本展ではそうしてかたちを成した神獣たちを中心に、各地の民話や伝説を図像化した連作、独自の宇宙観による大型作品、そして北海道の風土から想を得た新作をふくむ約60点を展観します。
※札幌展で出品される版画、素描作品は本展では出品されませんのでご了承ください。
多様化する表現のなかで、小松が一貫して表すのが神獣です。小松は幼少期から自分を導く神獣の存在を身近に感じてきたと言います。そして世界中を旅してあらゆる信仰や宗教に神獣が登場することを知ると、やがて世界に共通して人々が天に祈り、祈りを繋ぐ存在が神獣であると確信を得るに至ります。すなわち神獣は、小松の理念の中核を成すモチーフであると言えるのです。
深い瞑想の果てに小松は神獣が放つ熱をその身に宿し、熱に突き動かされるように筆を走らせます。本展ではそうしてかたちを成した神獣たちを中心に、各地の民話や伝説を図像化した連作、独自の宇宙観による大型作品、そして北海道の風土から想を得た新作をふくむ約60点を展観します。
※札幌展で出品される版画、素描作品は本展では出品されませんのでご了承ください。
会期 2025.09.20(土) - 2025.11.30(日)
入場料
■ 一 般 / 920(720)円
■ 高大生 / 610(410)円
■ 小中生 / 300(200)円
※( )内は先行販売、グループ、リピーターです。
無料:身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、付き添いの方(1名)