北海道立旭川美術館

Exhibition

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開催中の展覧会

マリー・ローランサン《婦人像》1920年 北海道立近代美術館蔵

第1展示室

開館40周年記念

モダンの芸術 100年前のヨーロッパ、日本、旭川

Art and Craft from the 1920s: Europe, Japan, Asahikawa

今から100年前の1920年代。第一次と第二次世界大戦の間というこの時代、芸術の都として人々を惹きつけていたパリでは、美術のみならず音楽、文学、映画、工芸などさまざまな芸術が花開きました。このとき活躍した「エコール・ド・パリ(パリ派)」と呼ばれた画家たちの多くは、新たな表現を求めパリに集ったフランス国外からの異邦人です。
日本からも多くの画家が渡欧するようになり、ヨーロッパ美術の動向は日本画壇に大きな影響を与えていきます。北海道における1920年代は、はじめて全道規模の公募展が創立し、三岸好太郎など道産子の画家たちが日本画壇で頭角をあらわしていきました。旭川では、高橋北修をはじめとする絵画好きの青年たちが初の画会を立ち上げ、道内の画家たちと交流し新たな美術の発信地となるべく奮闘しました。
本展は、ヨーロッパ(フランス)、日本、旭川で100年前に展開された芸術を紹介。エコール・ド・パリの作品を数多く収蔵する北海道立近代美術館を中心に、北海道立三岸好太郎美術館(mima)と当館コレクションから、絵画・工芸等約90点によって、ジャンルや国を超えた「モダンの芸術」を振り返ります。

会期 2022.12.17(土) - 2023.03.12(日)

一ノ戸ヨシノリ《WATER WORK E-851》1985年 当館蔵

第2展示室

開館40周年記念

旭川現代アート事始め

Pioneers of Contemporary Art in Asahikawa: 1970s and 1980s

 旭川では、戦後まもない頃から、自由と平等を標榜し無鑑査展を企図して1946(昭和21)年に「北海道アンデパンダン美術協会」(のち「北海道アンデパンダン」に改称)が発足し、1955(昭和30)年には若手の作家たちが前衛的な表現を目指して「グループ黄土」(のち「ODO」に改称)を結成するなど、いち早く現代を見据える美術動向が花開きました。
 やがて1970年代に入ると、こうした実りを一つの源流としながら、市内の複数の文化活動が合流したり、道内外広域の美術界と関わり合うなどのかたちで、新たな現代美術運動が展開。公募展にかわる発表の場を求める作家たちにより、さまざまな展覧会やシンポジウム等が行われ、実験的な作品やパフォーマンスが繰り広げられるようになります。1976(昭和51)年の「アーティスト・ユニオン北海道シンポジウム」、1982(昭和57)年から5年間ほど継続した「アート ラボ」の活動、1985(昭和60)年の「CIRCULATION ‘85」展などをその一例として挙げることができます。こうして旭川は80年代にかけて、活気づく時代の後押しも受けながら、道内の現代美術文化を担う熱い拠点の一つとなっていったのです。
 
本展では当館所蔵作品、資料のなかから、当時の運動に関わった作家たちによるおよそ30点を展覧し、1970~80年代を中心とした旭川の熱気あふれる美術動向を振り返ります。

会期 2022.12.17(土) - 2023.03.12(日)

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