北海道立旭川美術館

山口正城（1903～1959）、難波田龍起（1905～1997）は、いずれも旭川に生まれ、抽象が台頭した戦後日本で、独自の表現を追求した画家です。
山口は、1920年代後半から日本のデザイン教育に力を尽くした教育者としても知られます。製図に用いる烏口を使ったシャープな線描や絵具の滲みを特徴とした独自の絵画を生み出しました。
難波田は作風を変化させながらも一貫して自己の内面と向き合い、詩情ゆたかな抽象表現を切り拓きました。同時代の作家たちと積極的に交流を図り、表現の場を広げる活動にも取り組みました。
本展では、生誕から120年を経てなお精彩を放つ二人の画家に焦点を当てます。山口と難波田がどのように抽象表現に向き合っていったのか、当館所蔵品や関連作家の作品、関連資料からひもときます。

会期 2025.06.28(土) - 2025.08.24(日)

観覧料

一般510(400)円、高大生300(250)円、65歳以上・中学生以下・6月28日(土)と7～8月の高校生は無料

※( )内は以下の割引料金です。

10名以上の団体料金
リピーター割引料金(当館または他の道立美術館で開催した特別展の観覧半券をご提示の場合。1枚につきお一人様1回限り有効。有効期限は半券に記載。)

無料になる方
学校教育活動で利用する小・中・高校生とその引率者
身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方及びその介護者(1名)など。

展示品紹介

展覧会で展示される作品の一部をご紹介させていただきます。
クリックで詳細が閲覧できます。

山口正城《春のこだま》1957年当館蔵
難波田龍起《風景》1956年当館蔵

山口正城と難波田龍起

観覧料

展示品紹介

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