Exhibition
展覧会
三岸が愛した札幌/#みまのめ〈VOL.7〉
三岸が生まれ育った街・札幌。上京後も幾度となく訪れては画家仲間と交流し、移りゆく札幌の風景を描きました。昭和初期の札幌を写した9.5mmフィルム映像とともに、三岸のみつめた札幌を振り返ります。(2022年4月10日まで)
展示室2F
北海道ゆかりの優れた若い作家を紹介するシリーズ企画「mima-no-me #みまのめ」。7回目となる今回は油彩画、版画、陶芸の3分野で活躍する4名の作家を紹介します。(2022年3月30日まで)
主催:北海道立三岸好太郎美術館
休館日:月曜日(1月10日、3月21日をのぞく)、月曜が祝日の場合は翌火曜(1月11日、3月22日)、年末年始(12月29日~1月3日)、展示替等休館(2月15日~2月18日、3月31日~4月3日)
※会期が異なりますのでご注意ください。
概要
三岸が愛した札幌
札幌に生まれ、そのたぐいまれなる感性によって次々と名作を生み出し、日本近代洋画史に名を残した画家・三岸好太郎(1903-1934)。
三岸が画家を目指し上京した後もたびたび札幌に帰郷しては風景画や肖像画を描きました。拓殖博覧会の名残を描いた《水盤のある風景》など、昭和初期の情景を生き生きと捉えています。
本展では、当館所蔵の風景画を中心に紹介。大正末期~昭和初期の札幌の地図や写真、絵はがきなども展覧します。
また、三岸の友人画家である本間紹夫(ほんま・あきお 1902-1967)が昭和初期の札幌を撮影した9.5mmフィルム映像(テレシネ版)を特別上映。三岸が生きた時代の札幌を見つめます。
展示室2階で開催中
アート・ギャラリー北海道「mima-no-me #みまのめ〈VOL.7〉」
人物不在の室内に、人の気配が漂う静謐な空間を描く三村紗瑛子(油彩画・1994年生)。
水道栓から流れ出す水やホチキスで留めた傷のような象徴的なモチーフに、感情や思いを託して描く嶋崎由真(油彩画・1995年生)。
余白を生かした画面構成により、見る者の想像力を膨らませる大泉力也(版画・1987年生)。
生命の根源をテーマとし、柔らかな曲線による有機的な形態を陶で作り上げる井川ゆきな(陶芸・1989年生)。
いずれの作家もそれぞれの表現を掘り下げて、活躍の場を広げつつあります。4作家の作品を一堂に展覧する本展を通じ、若き芸術家の「今」をご覧いただければ幸いです。
各作家サイト
三村紗瑛子(みむら・さえこ) https://mimurandos.wixsite.com/mimura-saeko-hp
嶋崎由真(しまざき・ゆま)
大泉力也(おおいずみ・りきや)
井川ゆきな(いがわ・ゆきな) https://maruyama.hokkaidotougei.com/lecturer-1
観覧料
一般 510(420)円、高大生 250(170)円、中学生以下、65歳以上無料。
高校生は土曜日並びに学校教育での利用は無料。( )は10名以上の団体料金。
展示品紹介
展覧会で展示される作品の一部をご紹介させていただきます。
クリックで詳細が閲覧できます。