Exhibition
展覧会
木の匠たち 伝統工芸から家具、クラフトまで
Masters of Japanese Woodcrafts
当館が位置する道北地域は豊富な森林資源に恵まれ、木工や家具産業が盛んに行われています。このことを踏まえ、当館では1982(昭和57)年の開館以来、「木の造形」を収集方針の柱としてきました。
本展はこうした「木の造形」コレクションのうち工芸に焦点をあて、およそ30点を展覧するものです。木工芸分野の人間国宝(重要無形文化財保持者)を含む重要作家による作品や、伝統技法を継承しつつ独自の着想を織り交ぜた木工クラフト、デザイナーと職人の協働によって生み出された家具作品をご紹介します。
京都で彫刻を学ぶとともに黒田辰秋の知遇を得て工芸の道に入った村山明が卓越した刳物と拭漆の技法で制作した〈欅緋拭漆舟形盛器〉や、木工家の三代目として活躍する須田賢司が精緻な技巧を駆使して作り上げた〈栃黒柿拭漆箱「籬」〉、2006(平成18)年より継続する「君の椅子」プロジェクトから誕生した〈君の椅子2022〉など9点の作品は、昨年度当館に新たに収蔵されて以来、本展が初公開となります。
木の匠たちが繰り広げる美しい工芸世界をご堪能ください。
■関連事業【事前申込制】
本展出品作家で、木工芸分野の人間国宝である村山明氏、須田賢司氏をお迎えして講演会を開催します。
◇村山明氏 講演会「人間国宝 村山明―私と木工芸」
講師:村山明氏(本展出品作家、重要無形文化財「木工芸」保持者)
日時:10月21日(土)午後2時~(約90分間)
◇須田賢司氏 講演会「人間国宝 須田賢司―清雅を標に」
講師:須田賢司氏(本展出品作家、重要無形文化財「木工芸」保持者)
日時:11月4日(土)午前10時30分~(約90分間)
会場:いずれも当館講堂(聴講無料、定員50名)
◇申込方法:9月24日(日)午前9時30分~、当館までお電話(0166-25-2577)にてお申し込みください。定員に達し次第、締め切らせていただきます。
本展はこうした「木の造形」コレクションのうち工芸に焦点をあて、およそ30点を展覧するものです。木工芸分野の人間国宝(重要無形文化財保持者)を含む重要作家による作品や、伝統技法を継承しつつ独自の着想を織り交ぜた木工クラフト、デザイナーと職人の協働によって生み出された家具作品をご紹介します。
京都で彫刻を学ぶとともに黒田辰秋の知遇を得て工芸の道に入った村山明が卓越した刳物と拭漆の技法で制作した〈欅緋拭漆舟形盛器〉や、木工家の三代目として活躍する須田賢司が精緻な技巧を駆使して作り上げた〈栃黒柿拭漆箱「籬」〉、2006(平成18)年より継続する「君の椅子」プロジェクトから誕生した〈君の椅子2022〉など9点の作品は、昨年度当館に新たに収蔵されて以来、本展が初公開となります。
木の匠たちが繰り広げる美しい工芸世界をご堪能ください。
■関連事業【事前申込制】
本展出品作家で、木工芸分野の人間国宝である村山明氏、須田賢司氏をお迎えして講演会を開催します。
◇村山明氏 講演会「人間国宝 村山明―私と木工芸」
講師:村山明氏(本展出品作家、重要無形文化財「木工芸」保持者)
日時:10月21日(土)午後2時~(約90分間)
◇須田賢司氏 講演会「人間国宝 須田賢司―清雅を標に」
講師:須田賢司氏(本展出品作家、重要無形文化財「木工芸」保持者)
日時:11月4日(土)午前10時30分~(約90分間)
会場:いずれも当館講堂(聴講無料、定員50名)
◇申込方法:9月24日(日)午前9時30分~、当館までお電話(0166-25-2577)にてお申し込みください。定員に達し次第、締め切らせていただきます。
会期 2023.09.23(土) - 2023.12.10(日)
観覧料
一般 260(210)円、高大生 150(110)円
※( )内は10名以上の団体料金
※無料になる方、条件等
- 65歳以上の方、中学生以下
- 土曜日の高校生(高専・専修・各種学校生徒で高校3年生相当以下の方を含む)
- 学校教育活動で利用する小・中・高校生とその引率者
- 身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方や、児童・老人福祉施設に入所している方とその引率者、生活保護を受けている方など
- 芸術週間(11月1日~11月7日)期間中はどなたも無料で観覧いただけます。
出品作品紹介
展覧会で展示される作品の一部をご紹介させていただきます。
須田賢司《楓嵌装箱一双「二都物語」》2010(平成22)年 当館蔵
「木の匠たち」出品リスト
(PDF形式:384KB)