北海道立旭川美術館

Exhibition
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開館40周年記念

旭川の美術100年 第一部

Asahikawa's Art During the Last Hundred Years, Part I

高橋北修《ことぢ像》1924年頃 当館蔵

 北方警護の要地として陸軍第七師団の本拠地があり軍都として発展してきた旭川は、同時に北海道第2の都市としてさまざまな文化・美術活動を展開してきました。
 絵画好きな青年たちがヌタックカムシュッペ画会を創立したのが1918年。その後、道内の画家たちの交流も活発になり、大正末には、初の全道的公募団体北海道美術協会が結成されます。そこを足がかりに、東京の美術団体展に入選を果たす画家がふえていき、昭和における地域の画壇を支える存在となっていきます。第二次世界大戦後、国内では美術団体の再編が進み、旭川には、純生美術会、新浪漫派美術協会(現・新ロマン派美術協会)、北海道アンデパンダン展の3つの団体が生まれます。純生と新ロマンは世代交代しながら現在も続き、北海道アンデパンダン展は1966年に解散しますが、若い作家たちの間では、公募展にかわる新しい美術運動を求める機運が高まり、その後の新たな活動につながっていきました。
 本展は、当館の開館40周年と旭川市市制施行100年を記念して開催するもので、旭川で生まれ育ち日本の美術界で活躍した作家、地元を拠点に制作を続ける作家など、およそ100年間に旭川の地が生み出した美術の流れを紹介します。
 
 
会期 2022.07.09(土) - 2022.09.04(日)

観覧料

一般 800(600)円、高大生 500(400)円、小中生 300(200)円

※( )内は以下の割引料金です。

  • 前売料金
  • 10名以上の団体料金
  • リピーター割引料金(当館または他の道立美術館で開催した特別展の観覧半券をご提示の場合。1枚につきお一人様1回限り有効。有効期限は半券に記載。)

無料になる方
身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方及びその介護者(1名)など。

出品作品紹介

展覧会で展示される作品の一部をご紹介させていただきます。
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